約10ヶ月の妊娠期間を乗り越えて、やっと対面できた赤ちゃん。産後1ヶ月程は、特にママもパパも赤ちゃんのお世話に悪戦苦闘することでしょう。慌ただしく過ぎていく毎日ですが、生後1ヶ月頃に訪れる赤ちゃんのイベント「お宮参り」について計画していますか?
赤ちゃんの健やかな成長を願うお宮参りは、家族で行う最初のイベントになることも多いでしょう。お宮参りを予定している方は、ぜひお宮参りの意味やマナーなどを知り準備しておくのがおすすめです。
この記事では、お宮参りの意味や日取り、服装、マナーだけでなく初穂料や最新のお宮参り事情についても紹介します。これからお宮参りを予定している人は参考にしてみてください。
最初の1年間は赤ちゃんのお祝いが盛りだくさん
行う時期 | お祝い・行事 |
生後7日目 | お七夜(おしちや) |
生後1ヶ月 | お宮参り |
生後100日 | お食い初め |
生後1年 | お誕生日 |
(女の子の場合)3月3日 | 初節句(桃の節句) |
(男の子の場合)5月5日 | 初節句(端午の節句) |
大変な出産を乗り越えてこの世に生まれた赤ちゃん。正に「目に入れても痛くない」を体現するように、毎日可愛い仕草を見せてくれますよね。その分、お世話も大変で「1日ってこんなに早かったっけ?」と思うママやパパも多いのではないでしょうか。
目まぐるしく過ぎていく毎日ですが、日本には赤ちゃんが生まれた最初の1年に行うお祝い事がたくさんあります。
医療や住居の環境、適切な食事などが整っていなかった頃など、赤ちゃんの生存率が低い時代もありました。特に生まれたばかりで生命力の弱い赤ちゃんは大切に育てられ、事あるごとにお祝いをして神様に「この子が健やかに育ちますよう見守ってください」とお願いをしたのです。
このような理由で、赤ちゃんが生まれた最初の1年にはさまざまなお祝いを行う風習があります。
お宮参りとは
お宮参りとは、生後1ヶ月頃に赤ちゃんの健やかな成長を願って行う行事です。地域によってさまざまなしきたりがあり、地方によっては「初宮詣り」「初宮詣」などと呼ばれることもあります。
お宮参りは鎌倉時代から続いている風習だと言われており、本来は「産土神(うぶすながみ)」を祀る神社へ参拝することを指します。
産土神は土地を守る神様です。産土神の守る土地に生まれた人を死ぬ時までずっと守ってくれる神様だと言われています。土地を離れてもその加護はずっと続くと言われているため、お宮参りでは「この子は新しく生まれた子です。産土神様、どうぞ末永くお守りください」という意味で、ご挨拶を兼ねた参拝や祈祷を行います。これが、本来のお宮参りの意味です。
現代では、産土神を奉っている神社にこだわらず、さまざまな神社でお宮参りをする人も増えています。
お宮参りの参加者
お宮参りの風習が生まれた頃は、結婚すると夫の生家に嫁ぐのが一般的でした。そのため、お宮参りに参加するのは主に夫や夫の家族です。
日本では昔から血と「穢れ」を結びつける考え方が根強く、出産を終えた母親は暫くの間「穢れている」と言われていたそうで、神社などに立ち入る事を止められていました。つまり、本来のお宮参りは「生まれた赤ちゃん、夫、夫の家族」で行うものだったそうです。
命をかけて赤ちゃんを産んだママが忌まわしく思われることなどあってはならないとして、こういった考え方に基づく風習は明治時代頃に次々と廃止されていきました。その結果、赤ちゃんの父母と、夫の家族で参拝するのが一般的となりましたが、現代では妻の家族が一緒に参拝するケースも増えました。
また、核家族化の影響で夫婦のみでお宮参りを行う家庭も少なくありません。
お宮参りをする時期
お宮参りは古くからのしきたりによって以下のタイミングで行うものとされています。
男の子 | 生後31~32日目 |
女の子 | 生後32~33日目 |
ちなみに、男の子と女の子でタイミングが違う理由は、男の子の方が体が強く抵抗力があると考えられていたからではないかと言われています。特に医療が今ほど発達していない頃は、微弱な感染症でも赤ちゃんが感染してしまうと命に関わる事態に陥ることが殆どでした。たった1日ですが、体力の違いなどを考えて女の子の方が後からお宮参りをしていたのではないでしょうか。
実際のところ、生まれたばかりの赤ちゃんはお母さんからもらった免疫で守られているため、少々の外出などであれば問題ないでしょう。もちろん、男女で免疫力が変わるなんてこともありません。現代は産後1ヶ月を迎えママが少しずつ外出可能になったタイミングでお宮参りをする家庭が多い傾向にあります。
お宮参りはいつまでにしなければいけないの?
お宮参りは生後1ヶ月を目安に行うものですが、特に「いつまでにしなければならない」といったしきたりはありません。本来の目的が、産土神に赤ちゃんの誕生を報告することですから、早い方がよいものの少々遅くなっても特に問題が無いのでしょう。
生後100日を迎えると、今度は「お食い初め(100日祝い)」としてお祝いがあるため、生後1ヶ月を外しても生後100日までには行う人が多いようです。
六曜で縁起の良い日取りを選ぶべき?
行う時期 | お祝い・行事 |
先勝 (せんしょう・さきかち・せんかち) |
先回りした行動がよいとされる日 (午前が吉、午後が凶) |
友引 (ともびき・ゆういん) |
友人を引き込む日 (朝が吉・昼が凶・夕方が吉) |
先負 (せんぷ・せんふ・せんまけ・さきまけ) |
無難に過ごすのがよいとされる日 (午前が凶・午後が小吉) |
仏滅 (ぶつめつ) |
物を滅する日・別れに適した日 (お祝い事は避けるのがベター) |
大安 (たいあん) |
やってはいけないことがない日 (一日を通して小吉) |
赤口 (しゃっこう・じゃっこう・しゃっく・じゃっく・せきぐち) |
すべてが消滅する日 (正午だけが吉、後は大凶) |
六曜とは「大安」や「仏滅」などで知られる、その日の吉兆を示すものです。お宮参りの日取りを選ぶ参考にしてもよいでしょう
ただし、必ずしも縁起のよい日取りでないといけない訳ではありませんし、一般的に「縁起がよくない」と思われている六曜の中には「この時間帯なら縁起がよい」といったものもあります。
そもそも、結婚式などに選ばれる「大安」は縁起のよい日と考えられがちですが、実は「やってはいけないことがない日」という意味を持ちます。つまり「特に凶の時間帯が無いから、お祝い事は時間がずれても大丈夫な大安にしよう」という意味で選ばれており実際の吉凶は小吉です。
ママやパパ、一緒にお宮参りをする家族が吉兆にこだわりたいのであれば、大安や時間帯に合わせた六曜の日取りを選んでお宮参りをするとよいでしょう。
しかし、特にこだわりが無いのであればそこまで固執しなくても大丈夫です。
お宮参りの服装
お宮参りの際にママを悩ませる服装。赤ちゃんに何を着せるのかはもちろん、自分は何を着ればいいのか迷う人も多いでしょう。
続いては、赤ちゃんやママのお宮参りの服装について紹介します。
赤ちゃんの服装
お宮参りのしきたりでは、赤ちゃんは肌着の上から白羽二重を着て、祝着をまとうとされています。白羽二重は白絹生地の産着です。着物ですが大きな帯で緩く結んで着付けるため、和装に慣れない人でも簡単に着せることができるでしょう。
肌ざわりがよく、赤ちゃんの敏感な肌を優しく包んでくれる、いわば赤ちゃんの礼服のような着物です。
祝着は、主に「一つ身」と呼ばれる幼児用の着物です。男の子は兜や龍などをあしらったもの、女の子は花や毬などをあしらったものが一般的ですが、近年はモダンなデザインも多くあります。
一つ身についている紐を、赤ちゃんを抱っこしている人の背中に回して蝶結びにするだけなので、こちらも和装に慣れない人でも簡単に着せることができます。
その他、退院の時などに使ったベビードレスを着せる人や、ベビードレスの上から祝着をかける人も増えています。
「絶対にこの服装でなければいけない」ということはないので、ママやパパ、お宮参りに参加する家族と話し合って決めてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんの祝い着はママの家族が用意するの?
古いしきたりでは、お宮参りをする赤ちゃんの祝着はすべてママの実家から贈られるものとされていました。しかし、現代では着物を着る場合にレンタルサービスなどを利用することが多く、ママやパパが夫婦で用意するケースも見られます。
ただし、ママの実家が古くからのしきたりを守りたいと思っている場合やしきたりに関係なくパパの実家が孫のために祝着を贈りたいと考えることもあるようです。夫婦で赤ちゃんの祝着を用意する際には、自分達で用意することをさり気無く両家に報告してみてはいかがでしょうか。
ママやパパの服装
ママやパパは、準礼服相当の服装が望ましいと言われています。
ママの場合、着物を着るなら訪問着や色無地、付け下げなど、洋装ならワンピースやパンツスーツなどでもよいでしょう。あまり華美になり過ぎず、赤ちゃんを抱っこするならヒールのついていない靴を選ぶのがおすすめです。
パパの場合はスーツを選ぶのが無難です。その他、ママが着物を着るなら合わせて袴を着るのもよいでしょう。ママの装いにある色を取り入れると、夫婦のファッションにまとまりが出て記念撮影などで映えやすくなります。
赤ちゃん同様、お宮参りの服装に決まりはありません。そのため、カジュアルな服装を選んでもよいです。ただし、デニムや露出の多い服など、ラフ過ぎる装いは避けた方が良いかもしれません。
【汚れ対策で保障をつけて】着物の場合はレンタル派も多い
普段着ないからこそ家族で和装をしたいという人も多く、お宮参りの服装で着物を選ぶ人も増えています。赤ちゃんの着物は七五三などでも着られる可能性があったり、赤ちゃんにとって記念の品になるため、購入を考えるママやパパも少なくありません。
しかし、お金がかかるうえ普段は殆ど着る機会がないため、レンタルを利用する人も多いです。着物のレンタルショップでも多種多様な柄の着物が取り扱われているため、理想の一着が見つかることでしょう。
ただし、赤ちゃんは吐き戻しなどで服を汚してしまうことが多いです。着物をレンタルする際には、汚してしまった際の保障が付いているサービスを選ぶと良安心です。クリーニングなどをせずに返却できるものを選ぶと、お宮参りが終わった後も対応が楽ですよ。
お宮参りのマナー
続いては、当日スムーズにお宮参りをすすめるためのマナーをみていきましょう。
御祈祷は事前に予約しよう
神社で御祈祷をお願いする場合は、事前に予約するのがおすすめです。神社によっては、当日に申込して御祈祷を受けられることもありますが、指定の時間を待っている間に赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまうこともあります。
事前に予約をしておけば、予約時間に合わせて神社に行ったり授乳の時間を調整したりと、赤ちゃんに配慮しやすいでしょう。
また、近年新型コロナウイルスの流行にともない、御祈祷の受付枠を減らしていたり、御祈祷自体を中止している神社もあります。「せっかく神社に足を運んだのに、御祈祷を受けられなかった」なんてことにならないよう、事前に確認も兼ねて予約しておくのがおすすめです。
御祈祷の費用は「初穂料(はつほりょう)」
何となく御祈祷を受けるなら費用がかかることは分かっているものの、どのようにお金をやり取りすれば良いのか迷うママやパパも多いです。御祈祷の費用は「初穂料」として神社に納めます。初穂料とは祝福を願う場合などに神様にお供えするものです。
基本的には5,000円程度を納めるのが相場ですが、最近はお宮参りの御祈祷後にさまざまなお祝いの品物を用意してくれる神社も増えています。そのため、神社毎にお宮参りの初穂料を指定していることもあるため、問い合わせや予約の際に「初穂料はどの位でしょうか?」と尋ねてみるとよいでしょう。「お気持ちで結構です」と言われた場合には5,000円程度を包んでおくと無難です。
初穂料は、紅白の蝶結びののし袋に入れて納めます。
表書き上段には「初穂料」、下段には赤ちゃんのフルネームを記載し、中袋の表面には包んだお金の金額、裏面には赤ちゃんが住む家の住所を書いておきましょう。
参拝方法
お宮参りでは御祈祷をする人も多いですが、参拝をして産土神様にご挨拶するだけでも問題ありません。参拝方法を覚えて、丁寧な作法で参拝し、産土神に赤ちゃんの健やかな成長を見守ってもらえるようお願いしましょう。
鳥居をくぐる時
- 鳥居をくぐる前に身だしなみを整える
- 参道は左右どちらかの端を歩く(中央は神様の通り道なので避ける)
- 鳥居をくぐる時には軽く一礼する
参道を歩いていると、手水舎の場所などによって横切らなければいけないこともあるでしょう。その際は、中央で一度足を止めて神前に向かって一礼をしてから横切るのがマナーです。
手を清める時
- 右手で杓子を持って、左手を洗う
- 左手に杓子を持ち替えて、右手を洗う
- 右手に杓子を持ち替えて、左手に水を溜めて口をすすぐ
- 左手をもう一度洗う
- 水を掬った杓子を立てて、柄の部分を流してから置く
参拝する前は、手水舎で手や口を清めます。基本的に手水舎の水は清潔に保たれていることが多いですが、赤ちゃんは避けた方がよいでしょう。神様に敬意を払いたいというなら、持参したウェットティッシュなどで、赤ちゃんの手を拭ってあげるとよいかもしれませんね。
拝礼する時
- 神前で賽銭箱に賽銭を入れる
- 鈴がある場合は鈴を静かに鳴らす
- 二礼二拍手一礼する
赤ちゃんを抱っこしたままだと二礼二拍手一礼ができないため、パパやママは順番に拝礼しましょう。
お宮参りの持ち物リスト
お宮詣りの際には、以下の持ち物を用意しておくのがおすすめです。
- オムツ
- オムツ替えシート
- お尻ふき
- オムツ用ゴミ袋
- 授乳セット(ミルクセット、もしくは授乳ケープなど)
- 着替え(汚れたとき用)
- タオル
- ガーゼ
- 抱っこ紐
- 初穂料
- おくるみ
- 除菌グッズ
- (夏の場合)扇子や手持ち扇風機など
- (冬の場合)温かいケープなど
神社は不特定多数の人が行き交う場所なので、除菌グッズを持参してママやパパは赤ちゃんのお世話をする前に、手指消毒を徹底するのがおすすめです。また、季節に合わせた対策グッズも持参し、体温調節が苦手な赤ちゃんを適切にフォローしてください。
先輩ママパパはどうやった?最新お宮参り事情
今回紹介したのは、一般的なお宮参りのしきたりやマナーです。しかし、地域によっては独特な風習があったり、状況によってしきたりとは違った方法でお宮参りをする家庭もあるでしょう。
最後に先輩ママやパパが、どのようにお宮参りを行ったのかを紹介します。さまざまなケースがあるため、お宮参りを計画する際の参考にしてみてくださいね。
お宮参りにはいつ行った?
お宮参りの日取りや実際に行った時期については、生後一か月を迎えた週の週末や一番近い祝日などを選んでいるママやパパが多いようです。ママは産休があるものの、パパや他の家族は仕事があります。そのため、仕事が休みだったり集まりやすい日取りを選んでいるようですね。
その他、こんなママやパパの意見もありました。
「産後の肥立ちがよくなく、産後1ヶ月では体調が整わなかったので生後2ヶ月を過ぎてからお宮参りをした」
季節やママの産後の体調などによって、柔軟に日取りを調整しているケースも少なくないようです。現代のお宮参りは家族のイベントでもあります。赤ちゃんとママやパパが、楽しく過ごせるタイミングを選ぶのがよいでしょう。
お宮参りには誰が参加した?
ママやパパだけでお宮参りを行うケースと、赤ちゃんのおじいちゃんやおばあちゃんである両家ご両親が参加するケースは、どちらも同じ位の割合だそうです。
また、ママやパパの兄弟が実家で暮らしている場合、赤ちゃんの叔父叔母にあたる兄弟も参加するケースが少なくありません。
その他、以下のような意見もありました。
「ペットを連れていける神社を探して、ペットも一緒に参拝した」
神社は宗教上の理由からペットの立ち入りを禁止している所がほとんどです。しかし、近年ルールを守ればペットも立ち入りを許可している神社もあります。大切な家族の一員としてペットも一緒に参拝したいという人は、事前にペット可の神社を探したり、ペットを連れていく際のマナーなどを押さえておきましょう。
お宮参りでは何を着た?
お宮参りの服装では以下の服装が多いようです。
- 赤ちゃん→ベビードレス
- ママ→キレイめのワンピース
- パパ→スーツ
産後は体型もまだ戻らず締め付けの強い着物を負担に感じるママもいます。そのため、ゆったりとラフに着られるワンピースを選ぶケースが多いようです。服を着たまま授乳できるタイプだと赤ちゃんのお世話も楽ですね。
パパはスーツを選ぶ人が大半のようです。続いて、赤ちゃんとママの服装についてさらに詳しくみていきましょう。
赤ちゃんには祝着?ベビードレス?普段着?
赤ちゃんにベビードレスを着せたという意見が多かったですが、その理由は以下のとおりです。
「退院の際の服としてベビードレスを買ったけど、他に着せる機会が無いのを勿体ないと感じたから」
やはり、着物となると汚してしまうことを心配したママやパパが多かったようです。
また、祝着や普段着を着せたママやパパにはこんな意見がありました。
「赤ちゃんの着物はとても着せやすかったし、秋だったので暖かくて良かった」
「別日に写真館で祝着を着せたから、お宮参り当日は普段着にした」
祝着は汚してしまうことが心配なものの、実際に着せてみると保温性も高く華やかで満足度の高いママやパパが多かったようです。
また、1カ月間お世話をしたことで吐き戻しやオムツ漏れの多さに気付き、安全策として普段着を選ぶケースもあります。
ママは着物を着た?着ない?
ママの場合はキレイめのワンピースを選ぶ人が多いですが、せっかくなら着物を着たいと思う人も少なくないでしょう。実際に着物を着たママの中には以下のような意見があります。
「大変だったけど、その年の年賀状で家族で和装した写真を使えて良かった」
このように満足と答える意見がある一方、
「赤ちゃんの授乳タイミングを取りにくく搾乳しておいた分で対応したら、お宮参り中胸が張って辛かった」
準備が大変なため、特に母乳育児のママは授乳のタイミングをとるのが難しいようです。また、生後1ヶ月もすると母乳の分泌量も増えるため、長時間授乳ができないと胸が張ってしまうこともあります。
格式があってとても記念に残る和装は、終われば良い思い出になりますが、当日は何かと大変な事が多いようですね。
お宮参りの記念写真は撮った?
日頃からスマートフォンなどで、赤ちゃんの成長を写真に残している人も多いでしょう。お宮参りも赤ちゃんの大切なイベントとして記念に残したい所です。
記念写真については大きく意見が分かれました。
「最近のスマートフォンはカメラの画質がいいから、スマートフォンの写真で充分」
「スマートフォンで撮影する方が見返しやすい」
「カメラが趣味だから、自分のデジタルカメラで撮影したかった」
「写真館は費用が高いので自分で撮影した」
「家族皆で映っている写真が欲しかったからプロに依頼した」
「写真館で写真をお願いするとお宮参り当日の着物を無料でレンタルできるサービスがあったから」
「とにかくプロの撮ったキレイな写真が欲しかった」
自分で撮影をすると、コストがかからず手軽に見返したりしやすい部分を重視しているママやパパが多いようです。
一方で、プロに依頼した人に一番多い意見が「家族写真が撮りたかったから」というものでした。自分で撮影すると撮影者は写真に映りません。そのため、お金をかけてでもお宮参りの写真を家族全員で撮りたい人が多いようです。
まとめ
お宮参りについて、しきたりやマナー、最新情報を紹介してきました。まだまだ赤ちゃんとの生活に慣れない中行うイベントなので、何かと大変なことも多いでしょう。しかし、ママとパパが協力してお宮参りを行えば、きっと家族の良い思い出となります。
先輩ママや先輩パパの経験談を聞いて、さまざまな対策をしておくとどんなトラブルにも対応しやすいです。
エナレディースクリニックでは、当院で生まれた赤ちゃんの定期交流会を開催しています。同年代の赤ちゃんをもつママやパパとお宮参りについての意見交換をするのもおすすめです。
現在は新型コロナウイルス対策のため、交流会をインスタライブで不定期開催中。ぜひ、当院のインスタグラムをフォローしてみてください。
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